モルック

モルックのルールと点数の数え方!月2回遊ぶアラフィフおばちゃんがぜんぶ解説【初心者向け】

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モルックってどんなスポーツ?

モルック=数字の書かれた木のピン(スキットル)を、木の棒(モルック棒)を投げて倒す、フィンランド生まれのスポーツです。ぴったり50点を目指すゲームで、大人になってから始める人も多く、やるほど奥が深いです。

私がモルックを始めたきっかけや「実際どんな感じ?」は、こちらの記事に書いています。
モルックって何?アラフィフおばちゃんが老後の趣味に選んだ理由【奮闘記1】

この記事では「ルールだけ知りたい!」という方のために、点数の数え方まで一気に解説します。

必要な道具

  • モルック棒(投げる棒)1本
  • スキットル(数字が書かれたピン)12本
  • モルッカーリ(投げる位置を示す枠)

市販のモルックセットを1つ買えば全部入っています。目安として、公園などの屋外で遊べる広さがあれば十分です。

木箱に入ったモルックのセット一式(日本正規公式品)。モルック棒とスキットル12本
私が使っている日本正規公式品。モルッカーリも同梱されています

モルックセットはどれを買えばいい?

私が使っているのは、Amazonで買った日本正規公式品のセットです。モルック棒・スキットル12本・モルッカーリが揃っているので、これひとつで遊べます。1年半、月2回のペースで使っています。

買ってよかったところ

収納の木箱がおしゃれで可愛いです。置いてあるだけで様になります。木の質感もしっかりしていて、数字も見やすいです。

正直に言うと、気になるところもあります

その木箱、地味に重くて嵩張ります。出来るだけ楽をしたいのです。車で運ぶなら気になりません。問題は自転車で、カゴに入らないので、私は大きいバッグに入れ替えて運んでいます。移動手段によって、ここの感じ方はだいぶ変わると思います。

ちなみに、この「楽をしたい」精神はモルック本体にも向いています。

モルックを楽にしたい!アラフィフおばちゃんの珍アイデア集【奮闘記3】

もうひとつは、スキットルの傷みです。1年半使って、4本に軽くひびが入りました。うち2本は表面が一部薄く剥がれたので、接着剤で貼って直しています。木製品を屋外で使っているので当然といえば当然ですし、直せば問題なく使えています。

長く使いたい人へ

聞いた話ですが、買ってすぐにニスを塗って補強している人もいるそうです。私は何もせずに使い始めたので、後から「先にやっておけばよかったかな」と思いました。これから買う方は、最初にひと手間かけておくと長持ちするかもしれません。

大会に出たい人は、選ぶものが変わります

日本モルック協会は、練習も大会もTactic社の正規品を使うことを基本原則にしています。大会によって、モルック棒を持参する場合と、運営が用意したものを使う場合がありますが、どちらにしても投げるのは正規品です。

なので、大会に出るつもりが少しでもあるなら、正規品を選んでおくほうが安心です。

同じ正規品の中に「モルック GO」という軽いモデルもあります。サイズは公式と同じですが、重さが違います。子どもと遊ぶには良さそうですが、本番と重さが違うので、大会の練習用としては物足りないかもしれません。

正規品で一式そろうのは、私が使っている木箱のモデルか、公式バッグ付きのトーナメントモデルです。木箱が重いのは事実ですが、大会に出るなら選べる幅はそう広くありません。

逆に、公園で家族や友達と遊ぶだけなら、他社製の安いセットもたくさん出ています。ルールは同じなので、それで十分楽しめます。

スキットルだけ買い替えられます

スキットル12本だけの「リフィル」も売られています。ひびが増えて限界が来ても、本体ごと買い直さずに済みそうです。私もそのうちお世話になるかもしれません。

ゲームの準備:スキットルの並べ方

スキットルは決まった形で並べてスタートします。

(1列目・手前)1、2
(2列目)3、10、4
(3列目)5、11、12、6
(4列目・奥)7、9、8

モルックのスキットル12本を正しい配置に並べた状態。手前から1・2、3・10・4、5・11・12・6、7・9・8の順
この形に並べてスタートします。1年半使うと、木もこんな色になります

数字がバラバラに配置されているのがポイントで、「どれを狙うか」の作戦がここから始まります。並べる位置は、投げる場所(モルッカーリ)から約3.5m先です。

ちなみにこの並び順、うちのチームは語呂合わせで覚えています。丸暗記したい方はこちらをどうぞ。
モルック スキットル番号の覚え方!語呂合わせで完全攻略【奮闘記22】

基本ルール:順番に投げて、倒して、立て直す

  1. 順番にモルック棒を下手投げで投げる
  2. 倒れたスキットルの点数を数える(数え方は次の章)
  3. 倒れたスキットルは「その場で」立て直す
  4. 次の人へ

この「その場で立て直す」がモルックの面白いところで、ゲームが進むほどスキットルがバラバラに散らばっていき、狙い方の工夫が生まれます。

芝生の上に散らばったモルックのスキットル。番号が読める
ゲームが進むと、こんなふうに散らばっていきます

それから、投げるときの反則も2つ覚えておきましょう。

  • モルッカーリを踏んだり越えたりすると、投擲ミス(0点)。投げたあと一息ついてからでも、前をまたぐのはダメです。出るときは一歩後ろに下がるべし
  • 順番が来たら60秒以内に投げる(公式ルールの標準。大会によって異なることもあるので要項をチェック)。超えると警告、同じ試合で2回超えると投擲ミス(0点)になります。おしゃべりに夢中になってると意外とすぐです

点数の数え方(ここだけ覚えれば遊べます)

  • 1本だけ倒したら → そのスキットルに書かれた数字が点数(12を倒せば12点)
  • 2本以上倒したら → 倒れた本数が点数(3本倒れたら3点)

つまり「高い数字を1本だけ狙う」か「まとめて倒して本数を稼ぐ」かの2択です。

そして最大のルールがこちら。

  • 50点ぴったりでゴール(勝ち)
  • 50点を超えてしまったら、25点に戻される

この「ぴったり50」が絶妙で、終盤になるほど「あと3点…12点倒したら振り出しや…」というヒリヒリ感が生まれます。ちなみに完全に倒れず、他のスキットルや棒に寄りかかっているものや、他のスキットルの上に重なって倒れているものはノーカウントです。地面にピッタリ倒れて、はじめて「倒れた」にカウントされます。うちのチームには、このルールを何回聞いても「厳しいなぁ」と不服そうな仲間がいます。ルールなんで。

失格ルール:3回連続ミス

1本も倒せない投球が3回連続すると、そのプレイヤー(チーム)は失格になります。ちなみに我がチームでは、1本も倒れなかった時のことを「ムルック」(無+モルック)と呼んでいます。公式用語ではありません。

チーム戦と個人戦

  • チーム戦:チームで交代しながら投げて、合計50点を目指す
  • 個人戦:1人で50点を目指す

初心者はチーム戦から入るのがおすすめです。

よくある質問

Q. 何人でできる?
A. 2人いれば遊べます。大人数でもチーム分けすればOK。うちは毎回10人前後のおばちゃんで遊んでいます。車椅子ユーザーのお子さんも楽しめます。4歳から75歳までの参加者がいたミニモルック大会もありました。

Q. 1ゲームどれくらい?
A. 人数にもよりますが、だいたい15〜30分です。大会では1試合3セットのことが多く、思ったより体力を使います。

Q. どこでできる?
A. 芝生や土の公園が定番です。地面の状態で難易度が変わるのもモルックの奥深さです(芝生はバウンドが読めません)。

まとめ:ルールはシンプル、駆け引きは無限

  • 1本なら数字、複数なら本数
  • 50点ぴったり、超えたら25点
  • 3回連続ミスで失格

まずはこの3つで遊べます。反則やノーカウントの細かいところは、遊びながら覚えれば大丈夫。そして投げて当たり出すと外れた時悔しすぎて、たぶんハマります。

初大会に出てみたい方は、持ち物リストもどうぞ。
モルック大会 初参加の持ち物リストと当日の流れ【0勝13敗も経験したおばちゃんの実録】