モルックってどんなスポーツ?
モルック=数字の書かれた木のピン(スキットル)を、木の棒(モルック棒)を投げて倒す、フィンランド生まれのスポーツです。ぴったり50点を目指すゲームで、大人になってから始める人も多く、やるほど奥が深いです。
私がモルックを始めたきっかけや「実際どんな感じ?」は、こちらの記事に書いています。
→ モルックって何?アラフィフおばちゃんが老後の趣味に選んだ理由【奮闘記1】
この記事では「ルールだけ知りたい!」という方のために、点数の数え方まで一気に解説します。
必要な道具
- モルック棒(投げる棒)1本
- スキットル(数字が書かれたピン)12本
- モルッカーリ(投げる位置を示す枠)
市販のモルックセットを1つ買えば全部入っています。目安として、公園などの屋外で遊べる広さがあれば十分です。
ゲームの準備:スキットルの並べ方
スキットルは決まった形で並べてスタートします。
(1列目・手前)1、2
(2列目)3、10、4
(3列目)5、11、12、6
(4列目・奥)7、9、8
数字がバラバラに配置されているのがポイントで、「どれを狙うか」の作戦がここから始まります。並べる位置は、投げる場所(モルッカーリ)から約3.5m先です。
ちなみにこの並び順、うちのチームは語呂合わせで覚えています。丸暗記したい方はこちらをどうぞ。
→ モルック スキットル番号の覚え方!語呂合わせで完全攻略【奮闘記22】
基本ルール:順番に投げて、倒して、立て直す
- 順番にモルック棒を下手投げで投げる
- 倒れたスキットルの点数を数える(数え方は次の章)
- 倒れたスキットルは「その場で」立て直す
- 次の人へ
この「その場で立て直す」がモルックの面白いところで、ゲームが進むほどスキットルがバラバラに散らばっていき、狙い方の工夫が生まれます。
それから、投げるときの反則も2つ覚えておきましょう。
- モルッカーリを踏んだり越えたりすると、投擲ミス(0点)。投げたあと一息ついてからでも、前をまたぐのはダメです。出るときは一歩後ろに下がるべし
- 順番が来たら60秒以内に投げる(公式ルールの標準。大会によって異なることもあるので要項をチェック)。超えると警告、同じ試合で2回超えると投擲ミス(0点)になります。おしゃべりに夢中になってると意外とすぐです
点数の数え方(ここだけ覚えれば遊べます)
- 1本だけ倒したら → そのスキットルに書かれた数字が点数(12を倒せば12点)
- 2本以上倒したら → 倒れた本数が点数(3本倒れたら3点)
つまり「高い数字を1本だけ狙う」か「まとめて倒して本数を稼ぐ」かの2択です。
そして最大のルールがこちら。
- 50点ぴったりでゴール(勝ち)
- 50点を超えてしまったら、25点に戻される
この「ぴったり50」が絶妙で、終盤になるほど「あと3点…12点倒したら振り出しや…」というヒリヒリ感が生まれます。ちなみに完全に倒れず、他のスキットルや棒に寄りかかっているものや、他のスキットルの上に重なって倒れているものはノーカウントです。地面にピッタリ倒れて、はじめて「倒れた」にカウントされます。うちのチームには、このルールを何回聞いても「厳しいなぁ」と不服そうな仲間がいます。ルールなんで。
失格ルール:3回連続ミス
1本も倒せない投球が3回連続すると、そのプレイヤー(チーム)は失格になります。ちなみに我がチームでは、1本も倒れなかった時のことを「ムルック」(無+モルック)と呼んでいます。公式用語ではありません。
チーム戦と個人戦
- チーム戦:チームで交代しながら投げて、合計50点を目指す
- 個人戦:1人で50点を目指す
初心者はチーム戦から入るのがおすすめです。
よくある質問
Q. 何人でできる?
A. 2人いれば遊べます。大人数でもチーム分けすればOK。うちは毎回10人前後のおばちゃんで遊んでいます。車椅子ユーザーのお子さんも楽しめます。4歳から75歳までの参加者がいたミニモルック大会もありました。
Q. 1ゲームどれくらい?
A. 人数にもよりますが、だいたい15〜30分です。大会では1試合3セットのことが多く、思ったより体力を使います。
Q. どこでできる?
A. 芝生や土の公園が定番です。地面の状態で難易度が変わるのもモルックの奥深さです(芝生はバウンドが読めません)。
まとめ:ルールはシンプル、駆け引きは無限
- 1本なら数字、複数なら本数
- 50点ぴったり、超えたら25点
- 3回連続ミスで失格
まずはこの3つで遊べます。反則やノーカウントの細かいところは、遊びながら覚えれば大丈夫。そして投げて当たり出すと外れた時悔しすぎて、たぶんハマります。
初大会に出てみたい方は、持ち物リストもどうぞ。
→ モルック大会 初参加の持ち物リストと当日の流れ【0勝13敗も経験したおばちゃんの実録】