子育て

次男の旅立ち。小籔さんの『船』の話と子育ての終わり

3月末、次男は就職のために家を出た。

「子どもの自立に向けて」の記事を書いていた頃はまだ来春の話だったのに、

あっという間に当日がやってきた。

駅まで車で送り届ける道中、私は「しっかり睡眠取りやー」とか「健康が第一やから体を大事にするように」といった類の話をしたと記憶している。

自立することが決まると「子育てってあっけないな」というのが第一印象だった。

もっとこうしてあげれば良かった、あの時ああすれば良かった、と後悔することが山ほどある。

でも今更どうしようもない。

駅に向かう道中、小さい頃の思い出が頭の中を巡り涙が今にも溢れ出そうになったけれども、

「あかんあかん、本人が一番不安なんやから

希望に満ちた世の中に明るく送り出さんとな。」と思い直した。

そしてふと芸人の小籔さんのYouTubeを思い出した。

小籔さんは、人生を船に例えていた。

人生を振り返った時、ちっちゃい船に乗ったり乗り換えたりの人生だった。

勉強してた船から、勉強しない船に乗り換えた。そしたらNSCの船が来たから乗り換えて、、、

ここにいるのは、あの船に乗ってたから 

乗り換えた船でしか連れて行ってくれない場所がある。

小さい選択の連続で人生の方向性が決まるとゆうお話で、次男の自立と重なった。

彼は、「家族と暮らす」船を降りて、「遠方にある自分が働きたいと思う会社」とゆう船に乗り換えた。

自分で決めて、自分で行動した。

なんと素晴らしいことか!

オカンも頑張らなあかん事一杯ある。メソメソしてる暇は無いんや!と我がに喝を入れた。

そして駅に着き、「じゃあ、頑張ってな」と涙を堪えて伝えた。

彼はちょっと不思議そうな表情で「いってきまーす」といつもと同じ調子で答えた。

一人運転する帰り道、不思議と涙は溢れてこず、誇らしく清々しい気持ちだった。

よく考えたら、ゴールデンウィークに帰ってくるのだ。

そしてゴールデンウィーク中、実家に滞在した彼は、休みの最終日に

再び「行ってきまーす」と言って寮に戻って行った。

またウルウルしたが、なんと頼もしい事か!私も頑張らなければと思い直した母なのであった。

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