暮らしの工夫

菌ちゃん農法の支柱立て。畑に行けない猛暑の朝7時に、伏せたミニトマトを起こしてきた

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7月に入ってから、畑に足が向かなくなった。とにかく暑い。

7/25 偵察に行くと、ミニトマトが地面に伏していた

支柱を立てる前日、様子を見に行った。

葉っぱが枯れかけているものがあったので、畑に水やり。お隣さんとの境界線の雑草は、そこまでボーボーではなかったので、気になるのだけ引きちぎってきた。光合成に邪魔になりそうな余計な葉っぱや枯れた葉っぱも取り除いた。

菌ちゃんというのは、微生物のことを親しみを込めてそう呼んだ言葉らしい。土の中には、たくさんの菌ちゃんがいる。

周りに人がいないことを確認してから、「菌ちゃん、ありがとう」と囁いた。

問題はミニトマトだった。実はなっているが、育っていない。クタッと地面に伏している。可哀想に。ほったらかしですまん!支柱を立ててあげたい、と思った。

支柱がないため、茎が黒いマルチの上に横倒しになっているミニトマト。緑の実がついている
支柱がないので、地面に伏したミニトマト

帰り際、畑にいたおじさんに教わったこと

帰ろうとしたところで、畑にいたおじさんに相談した。

  • ナスは「立派立派」と褒められた
  • ナスの皮が茶色くなるのは、水と肥料の不足
  • ナス、きゅうりは水やり必須。ミニトマト、さつまいもは水やり不要
  • 青いミニトマトは、早めに取って置いておくと赤くなる
  • オクラは育ちすぎ。しっかり茹でたら食べられるかも
黒いマルチの上に垂れ下がった、つやのある紫色のなす1本
「立派立派」と褒められたなす

教わったことを、本で確かめてみた

ありがたい話ばかりだったが、肥料のところが引っかかった。菌ちゃん農法は肥料を使わないものだと思っていたからだ。

ところが本を読み直したら、そうではなかった。土づくりから1〜2年目は、液体肥料を施すとベターと書いてある。1年目の畝は糸状菌がまだ十分に増えていないので、根とつながるまでの間、苗の生育を助ける意味で株元に施すのだそうだ。

うちの畑は、今年が1年目。おじさんの「肥料不足」は、菌ちゃん農法であっても当てはまっているのかもしれない。

水やりについても書いてあった。黒マルチを張っているので基本的に水やりは不要。ただし1週間以上雨が降らないとカラカラに乾いて、野菜によってはしおれる。そのときは水をやって回復させる。

やり方にもコツがあった。株元にじょうろで与えて終わりにしがちだが、それでは土の深くまで水が届かない。マルチに穴をあけて、深いところに注ぎ込むのが正解らしい。穴の位置や深さまで細かく書いてあるので、詳しくは本を見てほしい。

土づくり1年目は根が浅くしか張らないので、乾いてしおれやすいとも書いてあった。今年がまさにそれだ。

(『図解でよくわかる 菌ちゃん農法』より)

私がやったのは、株元に水やり。しかも、あまりにもカラカラだったので慌てて撒いただけだった。次はちゃんと穴をあけるほうを試してみる。

木のデッキに並べた7月25日の収穫。オクラ十数本、なす2本(1本は皮が茶色くまだら)、ピーマン2個、オレンジのパプリカ1個、セロリの葉
7月25日の収穫。左上のオクラが、育ちすぎていたもの

育ちすぎたオクラは、しっかり茹でても硬い筋だらけだった

大きな葉の間から上向きに何本も伸びた、育ちすぎたオクラの実
畑で育ちすぎていたオクラ

教わったとおり、しっかり茹でた。それでも硬い筋がいっぱい。しがんでタネだけ食べて、あとはぺっと出した。

夫は「木食ってんかなおもた」と言った。

7/26 支柱を立てる

翌朝7時。朝ならまだなんとかなる、と決めて、メンバーと畑に向かった。土や草木に囲まれているからか、思ったより過ごしやすい。

使ったのは、竹の棒と園芸用の緑の棒。どちらも以前、家庭菜園で使っていたものだ。新しく買ったものはない。

土が硬くて、石で叩いて埋め込んだ

挿してみると、棒がなかなか入っていかない。土が硬い。

結局、大きい石を拾ってきて、上から叩いて埋め込んだ。畝作りの日に苦戦したあの粘土質は、まだ健在なのだろうか。石で叩きながら、ワイルドだなあと思った。

本には、元は粘土質のベトベトの土でも、数年かけて団粒構造が発達して、小さな粒状のふかふかの土に変わる、と書いてあった。1年目で硬いのは、当たり前だったらしい。

メンバーが竹の棒を両手で持ち、体重をかけて畑の土に挿し込んでいるところ
土が硬く、竹の棒がなかなか入らない

コツは「余裕を持たせて結ぶ」

支柱が立ったら、麻ひもで茎をくくる。このとき、紐を八の字にしてぴったり縛らない。

支柱と茎の間に余裕を持たせておくと、風で揺れても茎に負担がかからない。やり方は、メンバーが共有してくれた動画で覚えた。

緑の支柱にミニトマトの茎を麻ひもで結んだところ。ひもは茎との間に余裕をもたせてある
麻ひもは、茎との間に余裕を持たせて結ぶ

なすも同じように結んだ。

緑の支柱になすの茎を麻ひもで結んだところ
なすも同じように

8/4 収穫に行った

  • なす、オクラは収穫時
  • パプリカは小さいのが沢山
  • プチトマトは黄色く色付いてきているものあり
  • セロリは2株のうち1株が枯れていた
  • 前日が雨だったので、水やりはなすだけ

トマトが赤くなるのは、もう少し先になりそうだ。

まとめ

  • 夏の畑は朝7時。土と草木に囲まれているからか、思ったより過ごしやすい
  • 支柱は竹の棒と園芸用の緑の棒。家にあったもので足りた
  • 土が硬いときは、石で叩いて埋め込む
  • 麻ひもは、支柱と茎の間に余裕を持たせて結ぶ
  • ナス・きゅうりは水やり必須、ミニトマト・さつまいもは不要(畑のおじさん談)
  • 土づくり1〜2年目は、液体肥料を施すとベター(本より)
  • 水やりは株元だけではなく、マルチに穴をあけて深いところまで注ぎ込む
  • 育ちすぎたオクラは、茹でても硬い筋だらけ
  • トマトの収穫はこれから

※私が読んだのは、現在出ている版です。2026年8月28日に大幅改訂した「進化版」が出るそうなので、これから買う方はそちらもご検討ください。

畝作りから初収穫までの話は菌ちゃん農法を素人チームがやってみた実録に書いています。